愛猫の健康のために、考えること。ビタミンD摂取が生存率に影響すること

2019-10-04猫の病気猫の病気

ビタミンD不足が人間における多数の疾患の発症に関連していることが分かっております。
ビタミンD不足は猫の体にも非常に影響力があるということをご存じでしょうか?

アラバマ大学2015年の研究によると、動物病院に入院した猫99匹の入院時のビタミンDを計測した実験があります。
猫が入院してから30日以内に死亡してしまった猫と生存している猫とのビタミンDの差の調査によると、30日以内に亡くなってしまった猫はビタミンDが乏しく、ビタミンDが豊富な猫は長生きしていることを公表いたしました。

参考:Vitamin D Status Predicts 30 Day Mortality in Hospitalised Cats
Helen Titmarsh,Scott Kilpatrick, Jennifer Sinclair,Alisdair Boag,Elizabeth F. Bode, Stephanie M. Lalor, Donna Gaylor, Jacqueline Berry, Nicholas X. Bommer, Danielle Gunn-Moore,Nikki Reed, Ian Handel ,Richard J. Mellanby Published: May 13, 2015

猫にとってビタミンDはこんなことに関連しています

猫にとってビタミンDは、骨の形成や、高血圧、糖尿病、心臓血管疾患、癌、自己免疫疾患、および感染症、炎症などに関連しています。
病気が治っていく上でもビタミンDを標準量を摂っていることが非常に重要になりますので死亡率に影響するというのもうなずけます。

調査エビデンスとして99匹は少ないと思いますか?

99匹での調査結果が少ないようにも感じる方もいるかもしれませんが、一般的に猫を対象とした研究において数百、数千とかいう単位は大変難しいことがあります。
99匹とはいえ、猫を対象にした研究の中では対象の数が多いことからエビデンスとしての根拠がしっかりしていると言えるでしょう。

猫はどうやってビタミンDを摂るのでしょうか?

ビタミンDは猫にとって重要だということは分かりましたが、どうやって与えることが出来るのでしょうか?
飼い猫の場合は標準的なビタミンDの量を市販のキャットフードから容易に摂ることができますのでご安心ください!

愛猫の健康のために、注意すること。手作りゴハンを食べさせている方

手作りしてるなんて、尊敬します。動物に対して惜しまない愛を感じます…!
では、その手作りされている材料は、どういったものでしょうか?

お魚にはビタミンDが含まれますが、お肉などばかりの場合は、ビタミンD不足になるかもしれません。

じゃあ魚メイン!にしてしまうと、お肉に含まれている重要なタウリンが不足してしまうかもしれません。
どちらも上手に摂り入れ、ビタミンD不足にならないように注意しましょう。

愛猫が健康のために、していること。日光浴

人は、日光に当たると産生できると言われていますが、猫は日向ぼっこで紫外線を浴びて、ビタミンDを合成することは実験によって成立しないことが分かっています。
猫にはビタミンDのもとになる有機化合物が不足していることが挙げられます。

はよく日向ぼっこしますけれど、ビタミンDを作るれるわけではありません

日向ぽっこしている姿は、ほっこりしますし、日向ぼっこ後のはとっても良い香りがしますね~。
日向ぼっこする理由は、リラックス効果と殺菌効果と考えられています。

愛猫が健康のために、していること。毛繕いでビタミンDを摂取?

猫は紫外線でビタミンDを充分に合成することはできませんが、
もしかしたら毛繕いで紫外線を浴びた被毛を舐めることによって、ほんのちょっとのビタミンDを摂取しているかもしれませんね

愛猫の健康のために、気を付けること。ビタミンDの摂りすぎ

摂らないとヤバい!と思って、ビタミンDを摂りすぎてもまたよくないです。
ヒトもよく、「これがいい!」と言われるとそればかりになりすぎて、

摂取しすぎて結果悪影響。。ということありますよね。
猫も一緒です。

普段、通常通りにキャットフードを与えていれば、特に問題はありませんが、不足しないように知識として飼い主さんは頭にいれておくとよいかもしれませんね。

愛猫の健康のために、考えること。ビタミンD摂取!獣医師からのアドバイス

獣医師より、「猫は一日中部屋の中で、日光浴させなくていいんですか?」という質問が時々あります。

一番心配されるのはビタミンDの合成についてだと思います。
人では皮膚の下にある7-デヒドロコレステロールが紫外線の働きによりビタミンDへと転換されます。
その後、肝臓や腎臓で代謝されて活性型のビタミンD3となり、腸管でのカルシウムやリン酸の吸収促進などの働きをします。

ビタミンD不足になる原因は

①食餌から十分取っていない時

②腸での吸収が不十分な時

③腎臓の働きが悪く活性型ビタミンDに転換できない時

④紫外線不足の時

猫は紫外線からビタミンDを合成できない

猫の皮膚には7-デヒドロコレステロールが非常に少量しか存在しない為、紫外線によりビタミンDを合成できないのです。
そのため、キャットフードでのビタミンDに頼るしかありません。
飼い主さんが愛猫のために正しいキャットフードの選び方が重要
となります。(2019.10.1追記)

愛猫の健康のために、できること。キャットフード選び

ビタミンDはマグロ、イワシ、レバーなどビタミンDはお魚にたっぷりと含まれています。
肝臓や腎臓に病気がある猫は、吸収が阻害されフードから摂るのは難しいのでは…。
病気や食が細くなってしまった高齢猫にはビタミンD不足になっていないかの注意は必要です!

ご紹介します!栄養バランスを考えたキャットフード6選!

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2020-01-19更新
2020-02-08更新

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