猫の顔にマダニがついたら危険!生命も脅かす感染症の恐怖

どうも、「ねこんさる」です。突然ですが、国立感染症研究所が野外に生息するマダニが媒介する感染症「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」について、「SFTSの症状が出ているペットとの濃厚な接触は避ける。」と注意を呼び掛けていますがご存じでしょうか?

SFTSってどのようなものか知らないと避けようがありませんよね、どの様な症状がネコに出るのか調べていきましょう。

 

愛猫の顔にマダニが!?マダニが媒介する感染症が怖い

ネコにマダニが付いているのを見つけたら、無理に引き抜かず動物病院にすぐ行きましょう!

もし、マダニの体を引き抜いた後、口の先端などが傷口に残ってしまった場合、すぐに病院に連れていく必要があります。
また、傷口が見当たらなくても、ダニがいた辺りを気にして痛がったりかゆがっているようなら、血を吸われている可能性が高いので、病院で相談してみるのが一番だと思います。
ダニは吸血するとかなりの大きさになりますが、体がまだ平べったい状態でも、吸血してるかは判断できませんので注意が必要です。

 

生命さえも脅かす、恐ろしいマダニ媒介性疾患
猫のマダニ症状・病気 生命さえも脅かす、恐ろしいマダニ媒介性疾患 マダニは多くの病原体を媒介します。そのため、吸血による貧血や皮膚炎だけでなく、命さえおびやかす病気にかかる危険性があります。ペットだけでなく人への感染症も報告されています。 1. 貧血 2. 皮膚炎 マダニに吸血された猫 写真提供:シートン動物病院 高梨智之先生 マダニに寄生された部分に痛々しい傷跡が。 マダニ被害画像 マダニ被害画像 3. 猫ヘモプラズマ症 ライム病における慢性遊走性紅斑 症状 貧血、発熱、元気消失 病気について ヘモプラズマというリケッチアが原因となり、貧血、発熱、元気消失などの症状があらわれます。 、関節炎などがみられます。出典:ノミダニフィラリア.com「猫のマダニ症状・病気」

 

マダニは多くの病原体を媒介するため、吸血による貧血や皮膚炎だけでなく、命さえおびやかす病気にかかる危険性がある病気です。
また、ペットだけでなく人への感染症も報告され、人間にも脅威のある害虫と言えます。

ダニの吸血開始から48時間以内であれば、病気を媒介する危険性が低いと言われています。ダニを見つけた場合にはすぐに動物病院に連れていき駆除薬の投与で早い対応を心がけが大事です。

 

ノミとマダニの違い!マダニは病原体の媒介者

ノミとダニの違い「マダニはクモの仲間」
ノミやダニ・マダニと言った犬猫に寄生する害虫を外部寄生虫と呼びます。 皮膚や被毛、耳などの体の表面に寄生して、痒みの原因になったり、皮膚病の原因やさまざまな病気を媒介する中間宿主になったりします。 ノミやマダニに寄生されたまま放置し、そのまま被害が進行した場合、ペットたちがとても深刻な状態に陥ってしまう場合や、飼い主である人間にも被害が及ぶこともありとても危険な状態になります。出典:本間アニマルメディカルサプライ「ノミ・ダニ予防薬特集」

 

愛猫からノミやマダニを駆除には投薬で対処する

ノミやダニに効く投薬とはどの様なものがあるのでしょうか?また、ノミやダニの駆除薬の特徴や選び方などについてご紹介します。

 

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ネコの体を這うノミ発見!?ノミが発生したときのおすすめ対処法!

ネコについてる小さな黒いものの正体はコレだ!?で書いていますので、あわせて読んでいただけますと嬉しいです!

 

駆除薬の代表格!スポットオンタイプの投薬「フロントライン」をおススメ!

ネコの首元に垂らすタイプの薬が、ノミやダニの駆除薬として有名ですよね。

「フロントライン」や「アドバンテージ」などが、動物病院にて処方されている、もっともポピュラーな駆除薬と言えると思います。

使用から1ヶ月ほど効果が持続するので、定期的な投与が必要となります。

体内に吸収されずに体の表面で作用するので、健康体のネコであれば問題なく使用出来ますよ。

 

愛猫の皮膚が弱い場合には経口薬!フロントラインと併用で効果が高い!

口から飲むタイプの経口薬は、皮膚が弱いなどの問題があるネコには、ピッタリの駆除薬と言えるでしょう。

動物病院では「プログラム」などが、処方されることが多いです。

成虫に効くタイプと、成虫には効かず卵や幼虫に効くタイプとがありますが、基本的に成虫に効くタイプは短時間(1日ほど)の作用となるので、継続的な効果は望めません。

継続的な効果を望むなら、2種類の経口薬を飲むか、スポットオンタイプの駆除薬と併用した方が、効果は望めますよ!

 

気になったときにすぐ使えるスプレー薬は常備したい!

スプレータイプの駆除薬も、需要が高いと言えます。

スポットオンタイプと効果は同じなので、気になったときに使用が出来、即効性があります。

‌ノミ・ダニの駆除薬に定評のある「フロントライン」からもスプレータイプは出ていますので、需要が高いように思えますよね!

ネコからネコに移らないようにするためにも、多頭飼いのご家庭に1本あれば、安心出来るのではないでしょうか

 

日本に生息するマダニは47種!マダニが媒介する感染症の種類

国立感染症研究所「マダニ分類とマダニ媒介感染症」
マダニの分類とマダニ媒介感染症 マダニ属 Ixodes チマダニ属 Haemaphysalis キララマダニ属 Amblyomma カクマダニ属 Dermacentor コイタマダニ属 Rhipicephalus ク モ 鋼 ダ ニ 目 マ ダ ニ 亜 目 マダニ科(5属47種) ヒメダニ科 ヒメダニ属 カズキダニ属 マダニは、世界中に800以上の種が知られて います。そのうち日本には47種が生息しています。 マダニが媒介する感染症 ( ) 内は病原体の種類 日本紅斑熱(リケッチア) Q熱(リケッチア) ライム病(スピロヘータ) ボレリア症(細菌) 野兎病(細菌) 重症熱性血小板減少症候群 SFTS (フレボウイルス) ダニ媒介性脳炎 (フラビウイルス) キャサヌル森林病(フラビウイルス) クリミア・コンゴ出血熱 (ナイロウイルス) ・・・・・など出典:国立感染症研究所「マダニ対策、今できること」

 

マダニが媒介する重症熱性血小板減少症候群(SFTS)とは

マダニが媒介する感染症・重症熱性血小板減少症候群(SFTS)を発症して死亡したニュースがありました。ご存じの方もいらっしゃると思います。
症状としては、意識障害を起こし、緊急搬送されて入院するも発熱や白血球・血小板減少もあり、SFTSと診断されました。

マダニは主に森林や草地などの屋外に生息し、吸血前の成虫は体長3~4ミリ。
SFTSのウイルスを保有しているマダニに刺された場合、発症につながる恐れがあるとされています。

国立感染症研究所「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)とは」

重症熱性血小板減少症候群(SFTS)とは
SFTSは2011年に中国の研究者らによって発表されたブニヤウイルス科フレボウイルス属に分類される新しいウイルスによるダニ媒介性感染症である。2013年1月に国内で海外渡航歴のない方がSFTSに罹患していたことが初めて報告され、それ以降他にもSFTS患者が確認されるようになった。SFTSウイルス(SFTSV)に感染すると6日〜2週間の潜伏期を経て、発熱、消化器症状(食欲低下、嘔気、嘔吐、下痢、腹痛)が多くの症例で認められ、その他頭痛、筋肉痛、意識障害や失語などの神経症状、リンパ節腫脹、皮下出血や下血などの出血症状などを起こす。検査所見上は白血球減少、血小 板減少、AST・ALT・LDHの血清逸脱酵素の上昇が多くの症例で認められ、血清フェリチンの上昇や骨髄での血球貪食像も認められることがある。致死率は6.3〜30%と報告されている。感染経路はマダニ(フタトゲチマダニなど)を介したものが中心だが、血液等の患者体液との接触により人から人への感染も報告されている。治療は対症的な方法しかなく、有効な薬剤やワクチンはない。出典:国立感染症研究所「マダニ対策、今できること」

 

全国で497人感染し70人も死亡するマダニ媒介感染症の脅威

2019年12月調べで国立感染症研究所の発表によりますと、マダニが原因とみられるSFTS発症例は、感染症発生動向調査において、これまでに497人の患者が報告されておりますが、そのうち70人も死亡しているということが分かりました。

同センターでは、屋外で活動する場合、長袖や長ズボン、帽子、手袋の着用などを呼びかけており、この感染症と対処法についてよく知ることが大切ですね。

 

家中に潜むダニ・ノミを撃退したいけど、どうする?

マダニが媒介する重症熱性血小板減少症候群(SFTS)は愛猫だけではなく、人間にも感染する怖い病気です。
ダニは一年中基本生息していますが、5月から7月にかけてマダニが活発に動き始める季節となります。
外ネコさんであれ、家ネコさんであれ家の外に出しているネコのおよそ5頭に1頭の割合でダニを保有しているという調査結果をアメリカにあるオクラホマ州立大学のチームが発表しております。

国立感染症研究所がマダニ対策に対し、注意勧告をする位マダニ媒介の感染症は恐怖だと思います。
今後、愛猫さんと健康に暮らしたいと願う飼い主さんは、完全室内飼育に切り替えたいと考える方も多いと思います。

私もマダニを発見したとき、他にマダニがいないか、また寝床や行動範囲のところにマダニがいないか、よくチェックして掃除しましたが、それでも心配でうちの猫たちも、今後のことを考えて完全飼育に切り替えを行うことにしたのですが、、、、、。

「まだこの家にはマダニが住み着いているのではないか?」というのが一番不安でした。

家中をくまなくチェックし駆除するとなると、個人で行うのは非常に大変な作業にもなりますし、そもそもダニを完全駆除がうまくいくとは限りません。

そこで私は、プロの方に駆除をして頂き、安心と安全を手に入れたという訳です。

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