猫が毛玉を吐く頻度を減らしたい!毛球症予防のすすめ

2020-01-12猫のしぐさ, 猫の毛球症, 猫の病気猫のしぐさ, 猫の毛球症, 猫の病気

どうも、「ねこんさる」です。皆さんは無音の部屋に鳴り響く奇怪な音…「ゴッゴッ…ゴエェッ!」。

音の先に目をやると、愛猫の哀愁漂う姿が…。

こんな経験をしたことのある飼い主さんも、多いのではないでしょうか?

そう、これはネコが吐いたときの音。

心配して駆け寄ってみると…そこには謎の気持ち悪い物体が!
なんだこれっ!?

この物体の正体とは…?

ネコの吐いた気持ち悪い物体の正体はこれにゃ!

ネコはよく吐く動物として知られていますが、吐く瞬間や吐いた物を実際に見たことがない飼い主さんが、その瞬間を目の当たりにしてしまうと、びっくりしてしまうことが多いようなんです!

私たちも体調不良や飲み過ぎなどで吐いてしまうとき、ものすごく苦しくて辛い上に、吐いた後も酸っぱさが口の中に残る気持ち悪さは、出来ることなら経験したくないと思ってしまいますよね?

ネコのあの小さい体で嘔吐するともなれば、相当な負担がかかっているに違いありません!

そしてその吐いた嘔吐物の中身を確認してみると、毛が生えていて塊のようになっているので、「ネコはネズミが好きだからネズミの死骸なのでは…」などの嫌な予感が過ぎってしまうことでしょう。

恐る恐るじっくりその物体を見てみると…、「あれ、うちのネコと同じような毛色をしている…?」。

ネコのお腹には毛玉がたまっている

そう、このネコの吐いた物体の正体は、ネコ自身の抜け毛の塊

この塊は、毛玉(ヘアボール)と呼ばれています。

毛玉はネコがグルーミングをして、舐めとった毛が胃の中で溜まり、その溜まった毛は絡まり合い、毛玉となって体外に排出される仕組みです。

ネコの毛は消化されることがないので、通常であればウンチと一緒に排出されるのですが、うまく排出されなかった毛玉は、口から吐き出す以外方法がないんですよね。

そんな辛い思いをしながらも、毛玉を吐き出さないといけないなんて、ネコって本当に大変なんです!

この毛玉、吐き出さないとネコはどうなってしまうのでしょうか?

 

ネコが毛玉を吐かないと毛球症になってしまうにゃ!

ネコの吐いた気持ち悪い物体は、毛玉のことがほとんどなので、さほど心配は要りませんが、もしこの毛玉が体内に蓄積されたとしたらどうなってしまうのでしょう?

あの気持ち悪い毛玉を吐かないことに越したことはないのですが、ウンチと一緒に排出されていないとしたら、飼い主さんも心配になってしまうことかと思います。

ウンチや嘔吐物として体外に毛玉が排出されないと、ネコの胃や腸で毛の塊は大きくなっていき、最悪の事態が起きることも考えられます。

毛玉にまつわる最悪の事態とは、「毛球症(もうきゅうしょう)」という病気を発症してしまう可能性があるということです。

ネコはグルーミングで舐めとった毛をそのまま飲み込んでしまいますが、毛玉のような塊まで大きくなるには、十分な毛の量と水分によってもまれる作業が必要となってきます。

胃の中でもまれた毛は次第に大きくなり、その過程で排出されていくことがほとんどですが、上手に排出出来なかった場合、胃の中で毛玉が大きくなりすぎたり、消化されないまま毛玉が腸で詰まったりすることがあります。

このような状態を毛球症と呼びますが、毛玉をうまく排出出来ないことによって、食欲不振や便秘、頻繁に嘔吐するなどの症状が出てくることも。

なのでまだ気持ち悪い物体のような毛玉を吐いた方が、飼い主さんとしては安心出来る部分もあると言えますよね?

毛球症は最悪の場合、開閉手術で毛玉を取り除くこともあるので、命の危険を脅かすこともある恐ろしい病気であると言えるでしょう。

ですので「なんかうちの子、最近よく毛玉を吐くな~」などと思うことがある場合には、ネコがグルーミングで舐めとる毛の量を減らしてあげることが、重要となってきますよね!

 

ネコが毛玉を吐いたら率先してほしいことはコレにゃ!

毛玉を吐く頻度の多いネコの特徴として、以下のような特徴が挙げられます。

・長毛種のネコ
・グルーミングの頻度が多いネコ
・胃腸の機能が弱いネコ

ネコにとって日課であるグルーミングも、これらの条件が重なってしまうと、どうしても毛玉を吐き出す回数が多くなってしまいます。

 

短毛種のネコであっても、換毛期に入れば抜け毛の量もグンと増えてしまいますので、体内に取り込んでしまう毛の量が多くなってしまうのも仕方のないことですよね。

ネコの習性は変えることは出来ませんので、気持ち悪い物体を吐かせないためにも、飼い主さんが手助けをして、体内に取り込む毛の量を少なくしてあげることこそが、重要となってくるのです!

ネコに辛い思いをさせないためにも、毛玉対策を普段から心掛けて、お互いにストレスのかからない生活を目指していきましょう!

 

ブラッシングをしてあげる

毛玉が出来るほとんどの原因は、毛を舐めとってしまうことにあるので、定期的なブラッシングは必要であると言えるでしょう。

抜け毛を取り除く以外にも、毛並みを整えツヤツヤ効果も発揮してくれるブラッシングは、喜んでくれるネコちゃんも多いです。

体の不要な毛をブラッシングで取り除くことによって、飼い主さんにグルーミングしてもらったような気持ちとなり、スキンシップの役割も担ってくれるので一石二鳥ですよ!

毛玉対策用のフードを与えてみる

頻繁に毛玉を吐くことがあるのなら、毎日のフードを毛玉対策用のものに切り替えてみるのも良いでしょう。

おやつなどにも毛玉ケアの商品がありますので、ネコちゃんの好みに合わせて取り入れてみるのもおすすめです。

水を飲んでもらう工夫をする

ネコの毛玉を円滑に体外へ出させるためには、水分の力を借りる必要性も高いですよね!

ネコはあまり水を飲まない動物ですので、飲み水を置いておいても自ら率先して飲んでくれることが、意外と少ないのが現状です。

なのでフードに水(お湯)を混ぜてあげたり、水分量の多いウェットフードを与えたりするのも効果的です。

 

毛玉対策用のサプリを利用してみる

毛玉対策用のフードを食べてくれない、ブラッシングが苦手、水もあまり飲まない…なんてネコちゃんには、毛玉を排出させる目的で作られたサプリを試してみてはいかがでしょうか?

サプリにもおやつとして与えられるもの、フードに混ぜて使用するものなどがありますので、ネコちゃんの性格に合わせて選んであげてくださいね。

 

猫草を用意してみる

あまりウンチと一緒に毛玉が排出されない子や、長毛種の子が居るご家庭なら、猫草を用意しておいてあげるのも良いでしょう。

うまく吐くことが出来ないネコちゃんであれば、猫草を食べることによって胃を刺激し、嘔吐を促す働きをしてくれる上に、植物繊維によってウンチなどの排泄の手助けをしてくれることも。

ただし食べる子は食べるけれど、食べない子はまったく食べませんので、食べない場合には無理に食べさせることはやめておきましょう。

 

吐いた物体が気持ち悪くても正体を知れば安心にゃ!

ネコが吐いた物体が気持ち悪くても、その正体が毛玉だと分かってしまえば、ネコのメカニズム上、必要であることが分かりますよね。

ただ嘔吐物は見ていて気持ちの良いものではないですし、ネコにとっても負担になっているのは事実なので、なるべくなら吐くことがないように、毛玉を体内に溜めない手助けはしてあげたいものです。

この手助けは飼い主さんにしか出来ないことなので、愛猫が辛い思いをせず健やかに暮らし続けてもらうためにも、日頃から毛玉対策をして、美しく健康的な毛並を維持するようにしてあげましょう!

参考になれば嬉しいです。

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