猫の終活とは?!愛猫・老ネコとのお別れでやるべきこと5つとは

どうも。「ねこんさる」です。突然ですが、いずれ訪れるであろう、ネコとのお別れのとき。
大好きで大切な愛猫を失ってしまう悲しみは、計り知れないものがありますよね。

でもそれって、飼い主さんだけの感情なのでしょうか?ネコも最期に向かって、きっと何かを悟っているはずです。

年齢を重ねてきたネコちゃんであれば、尚更そのような感情は強いことでしょう。
長く一緒に過ごしてくれた愛すべき老猫に向けて、飼い主としてどんなことをすべきなのでしょうか。

今回はネコとの終活について、考えてみましょう。

ネコの終活ってどんなことをするんだにゃ?

最近では「終活」という言葉をよく耳にするようになりましたが、終活とは死と向き合いながらも、最後まで自分らしくいられるための準備をする活動のことを言います。

終活を望んでする人も居れば、反対に死ぬことを考えたくないという人もいるように、絶対にしなければいけない活動ではないことが分かりますよね。

そしてこれといった定義が決まっているわけではないので、人それぞれ自由に考えることが出来るとも言えるでしょう。

ではネコの終活の場合は、どうでしょうか?

ネコは自分で死と向き合うことや、人生のエンディングをどうしたいか考えることは出来ませんよね?ここでいうネコの終活とは、飼い主さんが愛猫のために、前もって必要なことの準備や、心の準備をしておくことを指します。

近年ネコの平均寿命が伸びていることもあり、その分飼い主さんは愛すべきネコと一緒に居られる時間が長くなっていますよね。

ですが愛猫が歳をとれば歳をとるほど、避けて通ることが出来ないのが、「愛猫の死」です。

終活という言葉を聞いて、どうしてもマイナスなイメージがつきまとってしまいますが、大切だからこそ後悔しないために考えておくべき大事なことでもあるのです。

老いてゆく愛猫の死を待つという意味ではなく、そのときが来ても冷静に対応出来るように、そして最期まで愛情を注いであげれるようにと、心の準備をすることが必要なのではないでしょうか。

ネコの終活でやっておくべき5つのことにゃ!

ネコは私たちよりも早いスピードで歳をとっていきます。なのでいきなり老猫になるというわけではなく、年月を重ねるごとに徐々に老化が進んでいってると考えた方が良いかもしれません。

シニア期(7歳前後)に突入したころから、フードの切り替えや体調管理により気遣うようにして、老猫という意識を持っておくと良いかもしれませんよね。

ネコは元々の体質や環境によって体調が変動することも多いので、10歳を過ぎたころから終活を考え始めてみるのもおすすめです。遅かれ早かれやってくるネコの死と向き合うためにも、やっておくべきネコの終活は以下の通りです。

ネコの終活①ペット保険の加入を考える

シニア期に突入したころから考えておきたいのが、ペット保険の加入です。

幼猫期からの加入の方がより安心ではありますが、完全室内飼育の場合や、ワクチン接種や健康診断を定期的に行っているご家庭では、あまり需要が高くないと考えられているのも事実です。

動物病院は自由診療となるので、ネコが病気になってしまえば飼い主さんへの負担も、かなりのものとなってしまいます。
ネコは歳を重ねるにつれて様々な器官が弱っていき、病気になりやすい動物です。

いざ病気になってしまったときに最適な治療が出来る準備は、やはり愛すべき家族であれば、ちゃんとしておきたいものですよね。
ペット保険も大切ですが、信頼出来る動物病院も決めておくと良いでしょう。

緊急時にはすぐに診てくれるような、ネコの命を第一に考えてくれる獣医さんの居る動物病院が望ましいです。

何かあったらすぐ対応してくれる動物病院があるのとないのでは、安心度も変わってきますよ!

ネコの終活②弔い方について考える

ネコの死を迎えたとき、どのように弔ってあげるのかも考えなくてはいけませんよね。
いざ愛猫の死を迎えてみて、冷静に葬儀のことが考えられる飼い主さんは少ないのではないでしょうか。

辛いお別れの瞬間を迎えてしまったのに、葬儀屋さんを探すなんてことは、胸が締め付けられてしまうほど辛いことだと思います。
なのでネコの終活として、葬儀はどのように行うべきか家族全員の意見を出し合って、どのように送り出してあげるべきかを事前に話しておくようにしましょう。

一昔前は自宅に土葬するのが一般的でしたが、最近ではペット火葬の種類も多く、個別に行う葬儀や合同で行う葬儀などを選ぶことが出来ます。

金額や火葬方法も会社によって異なりますので、納得してお任せ出来る葬儀屋さんを事前に探しておいた方が、ネコの死と直面したときにも冷静でいられるかもしれませんよね。
そして葬儀を終えたあとの供養方法も、併せて考えてあげてください。

骨を自宅に埋葬するのか、ペット用の仏壇を用意するのか、ペット霊園に納骨するのか、選択肢は一つではないのです。

ネコの終活③自分が先に亡くなったときのことを考える

ネコが年齢を重ねていくと、自然と飼い主さんはネコの最期を看取ることを考えると思いますが、その逆が無いとは言い切れませんよね。
飼い主さんが高齢の場合や、病気や事故などで亡くなってしまう可能性もゼロではありません。

「大切な愛猫を残してもし自分が死んでしまったら…」という想定は、考えておいて損はないと言えるのではないでしょうか。
家族や親族、友人や知人にお願い出来る人が居るのか、確認しておくと良いでしょう。

誰もお願いする人が居ない場合には、「ペット信託」も検討してみてはいかがでしょうか?

ペット信託は飼い主さんが死亡した際に、行き場を失ってしまったネコが殺処分されることなく、生きていくために必要な費用を事前に積み立てておける制度です。

このようなこともしっかり考えておかないと、愛猫に不幸な思いをさせてしまいますので、ネコの終活は重要であると言えますよね。

ネコの終活④思い出の品は何を遺すか考える

思い出の品をネコが生きているうちに整理する必要は無いようにも感じますが、愛猫の死を迎えてしまうと、なかなか立ち直ることの出来ない飼い主さんは多いです。

愛猫が老いてきてあまり動かなくなってきたのなら、使わなくなったおもちゃなどを思い出の品として遺すべきかなどの選別をして、少しずつ整理していくようにしましょう。

大切な写真などもまとめてアルバムにしておくと、すぐに見返すことが出来るのでおすすめですよ。

また、愛猫が愛用していた毛布やベッドなどは、亡くなったあとにずっと残しておくとペットロスに陥りやすくなってしまうので、思い出の品としては向いてません。

思い出の品は沢山遺すのではなく、本当に愛猫の思い出が詰まったものだけを遺すようにしましょう。

ネコの終活⑤最期までの時間をどのように過ごすか考える

ネコの終活で必ず考えなくてはいけないのは、愛猫と最期までの時間を、どのように一緒に過ごしていくかということです。
いざ愛猫が病気になってしまったり、寝たきりになてしまったりすると、一緒に居たくても居てあげられない時間があるかもしれません。

飼い主さんが会社勤めをしている場合は、有給がどれぐらい残っていて、すぐに休みを取れる環境であるかの確認も必要ですよね。
飼い主さんにとってネコは大切な家族であることに間違いありませんが、全ての人がそのような考え方を理解してくれるとは限りません。

なので飼い主さんが自由に出来る時間がどれぐらいあるのか、今一度確認しておくことは大切であると言えますよね。

そして愛猫が病気になって死期が迫っている場合にも、動物病院に入院させるのか、自宅で治療をしていくのかなど、しっかりと考えて選択をしなくてはいけません。

様々な状況を想定して、愛猫が何を望んでいるのか、愛猫に何をしてあげるべきかをしっかりと考えてあげることこそが、愛すべきネコに対しての終活と言えるのではないでしょうか。

 

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