台風19号での教訓とは?!ネコを飼う人の非難時の心得と準備

201910月、台風19号は東日本を縦断しました。

その強烈な雨風の影響で、これまで大きな被害もなかったような地域でも多くの河川の堤防が決壊し、各地の住宅地で洪水による水の被害が出ました。

被災されたかた、心からのお見舞い申し上げます。

今回の様な大規模な被害の中で体調を崩してしまうのは、我々ヒトだけではありません。私たちの愛猫や愛犬もまた対処が必要な状況となっております。

最近の気象予報は被害の規模などをある程度予測できるところまで来ました。

今回の教訓踏まえ、今後、このような自然災害が起こると予測される場合、いかに我々の家族である愛猫と愛犬を守るのかを考えてみましょう。

自然災害でも台風は事前に予測ができる

自然災害といえば、地震もその一つではありますが、発生時期や発生場所を事前に特定し予測するというのは難しいです。かたや台風につきましては、気象予報の進化によって、その規模や進行方向や被害レベルまである程度は予測ができる災害です。

事前に把握できるということであれば、前もって準備ができるということにもなりますね。

台風の進路でないところに預ける

対処法として被害範囲が広いというとこはありますが、台風の進路に入っていないところに愛犬や愛猫を預けるという方法があります。

愛犬や愛猫を家の中に入れる

普段、愛犬や愛猫を庭などで外で飼っていることも多いかと思いますが、台風が去るまでの間だけでも玄関にでも家に入れてあげましょう。

今回の様な大型の台風の場合、家の中が絶対に安全とは言えませんが、外にそのまま出していた場合、洪水で流されてしまったりしてしまうと、泳げないまま溺れてしまう危険性のほうが高く、また仮に生き延びたとしても、探すのは容易でないため残念ながら戻ってくる可能性というのはかなり低くなります。

https://twitter.com/chichinanko/status/1182782840351551488

フードのストックは大目に

災害の影響が大きい場合は物流などが止まる可能性もあったり、避難所に連れていくことができなかったりと、普段とはことなる環境が予測されます。ライフラインの回復や復旧には予想以上の時間がかかる可能性も考えますと、2か月程度のストックを準備していると安心できますね。

内服薬など持病のお薬

内服薬を飲んでいる愛犬や愛猫については、自然災害時にすぐ動物病院が開いているとは限りません。また連れて行きたくとも飼い主が動けない、取りに行けないなどの不測の事態なども考えられます。こちらの事前準備としましても2か月程度のストックがあると安心だと思います。

水にぬらさない工夫

上記のストックするフードやお薬が濡れないための工夫が必要です。ジップロックや水の入らない容器など工夫してみましょう。

飲料水の確保

いくら水害だからと言って、水には困らないだろうとはなりません。洪水は下水が混ざったものとなりますので、ヒトはおろか愛犬や愛猫にも飲ませられないものとなりますので、ヒトの生活用水とは別に10日分ぐらいのストックは必要となります。

ネコの場合、マグネシウムが多いと尿結石を引き起こす可能性が出てきますので水の成分には注意が必要です。

万が一に備えて

どんなに、気を付けても自然を相手にすることになるので、愛犬や愛猫とはぐれてしまうということは可能性としてありますので、マイクロチップを入れておくということも有効ではないでしょうか?

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台風が通過していくとき

人も動物も台風が通り過ぎる際は雨や風の音などで恐怖を感じ不安になるものです。動物病院では抗不安剤のサプリメントや内服液まであるので事前に用意できるのであればしておくとよいかもしれません。

窓際は、窓ガラスが割れてケガをするというリスクがありますので、できるだけ部屋の中央で不安がっている愛犬と愛猫へスキンシップによって安心させてあげましょう。

避難所に行く際の注意点

防災センターなどからの放送で、避難勧告が出た場合、住民は避難場所に移動をしなくてはなりません。ですが、避難所によっては愛犬や愛猫を連れていくことができない場合もあります。事前に確認ができるのでしたら確認をしておきましょう。

いざ連れていくという際に伝染病の予防の観点から狂犬病や混合ワクチンの接種がされていないとダメなケースもありますので、日ごろの健康管理を兼ねて健康診断や定期的なワクチンの接種は必要です。

また、避難所での生活となった場合、愛犬や愛猫は放し飼いができません。かわいそうではありますが、集団生活となりますので、ゲージでの生活を余儀なくされることもあるようです。飼い主のニオイがついた衣類などでも構わないので敷物にしてあげると安心するかもしれません。

普段、首輪などをつけていない子もいるかもしれませんが、たくさんの愛犬や愛猫とも生活をすることも考えられますので、首輪や迷子札などもつけましょう。

そのほかキャリーケースやトイレ用のシーツ、排泄物をとるビニールなどの用意もあると便利です。

万が一、避難所に連れていけないという事態も想定して、災害発生時に愛犬や愛猫を預かってくれるところを普段から見つけておくとよいかもしれません。

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台風が通過しても注意すること

台風が過ぎて安全が確保されても、洪水被害などがあった場合は、不衛生な状況となっておりますので、感染症などを起こすような事態になりかねません。

また、台風という自然への恐怖というところからも精神的な不安などにより体調を崩す子もいるかと思います。

よく見られる症状としては下痢ですが、下痢止めで治らない場合は、細菌などによる感染が疑われますので、愛犬、愛猫のうんちをもって動物病院に行くことをお勧めします。

洪水の水は不衛生なため、その水で毛が濡れて皮膚病になるというケースもあります。毛が濡れてしまったということがあれば、できるだけ早く水で洗い流してあげたり、ぬらしたタオルなどでふき取ってあげるなど清潔にしましょう。

愛犬も愛猫も家族です。普段からよく観察をして、体調に少しでも異変がありましたら、動物病院に連れていくことは大事です。ただし、感染症などを引き起こした子たちも数多く通院されていると思いますので、まずはどのような症状がでているかなど、病院へ電話で話して相談してみるのもよいかと思います。

台風や地震など自然災害は非常に怖いことではありますが、事前の準備や日ごろからの意識は不安をやわらげ心強いものと思います。

 

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