ネコのSOSを見逃すな!家庭で出来る3つの健康チェック法

ネコは一緒に暮らした瞬間に、大切な家族の仲間入りを果たします。

大切な我が子を守る為にも毎日健康で、元気で病気にならずに居てくれるかの確認は、飼い主として欠かすことが出来ませんよね!

愛猫が病気にならずに健康を維持するためには、どんな健康チェック方法が効果的なのでしょうか?

ネコのSOSを見逃すにゃ!家庭で出来る3つの健康チェック方法にゃ!

ネコが健康でいるかいないかは、ネコ自身ではチェックすることが出来ないので、飼い主さんがチェックしてあげる必要がありますよね。

ネコは人間と体のつくりも違うので、ネコのどんな箇所に異常が出やすいのか、どんな病気の可能性が考えられるかを事前に知っておくことも大切です。

ネコの基本的な健康のバロメーターを知るためには、まずこの3つの健康チェックを試してみてくださいね!

ネコの健康チェック①「排泄物のチェック」

ネコが病気になったり体調を崩していたりするときは、排泄物に影響が出やすいです。

私たちも飲み過ぎや食べ過ぎたときにお腹を下してしまったり、疲れているときにオシッコの色が濃かったりと、すぐに体の不調を察知することが出来ますよね?

ネコは特に普段から腎臓の働きをフル活動しているので、凝縮された濃いオシッコを出します。

その濃いオシッコが強烈なニオイを発していれば、これが通常であると考えてください。

色が薄い、ニオイがあまりしない、血が混ざっている、オシッコの回数が極端に多い…などは既に病気を患っている可能性も!

ウンチも同じく、下痢や軟便、血便や便秘など、体の中で異変が起こったあとの排泄には、何かしらの異常が見られるものです。

健康で正常な状態の排泄物を普段から把握しておき、すぐに異変に気付くようにしましょう。

最低でも1日1回トイレ掃除をする際に、確認するだけでOKです。

そして丸1日オシッコが出ない、ウンチも2、3日出ていないなども正常ではないので、すぐに動物病院へ連れていってあげてくださいね!

ネコの健康チェック②「飲食のチェック」

生きる糧となる「食べる」という行為は、健康で居続けるためには欠かすことの出来ない行動とも言えるでしょう。

毎日欠かすことの出来ない行為だからこそ、ちょっとでも異変があれば飼い主さんも気付きやすいのではないでしょうか?

ネコは食欲にもムラがあり、しっかりキャットフードを食べるときもあれば食べないときもあるので、正直判断は難しいです。

ですがいきなり食べなくなった、いきなり食べ過ぎるようになったなどは要注意です。

そしてキャットフードと同様、飲み水にも一緒のことが言えますよね。

あまり水を飲まないネコが多飲していた場合は、腎不全などの病気を患っている可能性もあるのです。

ネコの飲食に対しての異変はは病気だけでなく、怪我や誤飲(おもちゃなど)によっても表れやすいです。

ネコは年をとってくると更に食が細くなってきますので、高齢期に突入したらより気をかけて観察していってあげてください。

なので成猫の飲食から見る健康チェックは、今後の基準にもなってくるので、怠らないようにしましょう。

ネコの健康チェック③「ボディのチェック」

愛猫とのスキンシップを図るために体を触ることは多いと思いますが、1週間に1度は健康チェックのためと思って、念入りにボディチェックをするようにしましょう。

意識して触っていくと、普段気付かないような場所も隅々まで見てあげることが出来ます。

ネコの目、耳、口、鼻、手足、爪、お尻など、飼い主さんの目でくまなくチェックしてあげてください。

そして毛ヅヤは問題ないか、皮膚に異常がないか、体に痛がる箇所はないか、できものが出来ていないか、不快なニオイがしていないかなどが、重要なポイントとなってきます。

普段何気なく愛猫のことを観察している気になっていたとしても、触ってみて初めて気付くことも多いんですよね。

スキンシップとして信頼関係を深めることも出来るので、積極的に取り入れていきたい健康チェック方法と言えるのではないでしょうか。

ネコの健康は飼い主さんの観察眼にかかってるにゃ!

病気になっていないかの、家庭で出来る健康チェックは、とても有効ではありますが、多少異常があったとしても、一先ず様子を見てみようと考える飼い主さんも多いことでしょう。

ネコは痛みや不快感などに対して、とても辛抱強い動物なので、自然に治るのをじっと我慢して待つことがよくあります。

そのため飼い主さんが更なる異変を感じたときには、すでに病状が進化していたなんてことも少なくないんですよね。

ただえさえ我慢強いネコに、長く辛い思いはさせたくないですよね?

なので愛猫が病気にならないようにするためには、普段の飼い主さんの観察眼に全てかかっていると言っても、過言ではありません。

一番最初に不調を訴えるシグナルを感じたのならば、迷わず動物病院に連れてってあげてください。

病院が嫌いな子は多いですが、しっかり治療してもらうことさえ出来れば、辛く痛い思いをする時間は、よっぽど短くしてあげることが出来るのです!

あくまでご家庭で出来る健康チェックは、愛猫からの無言のSOSに気付けるか気付けないかなので、普段から沢山愛猫とコミュニケーションをとり、すぐに異変に気付いてあげれるようにしてくださいね!

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