猫はどんな病気が多いの?!5大疾患と病院代の目安

飼い主さんにとって我が子同然の愛猫は、いつまでも長生きして欲しいものですよね。

出来ることなら何の病気も患うことなく長生きしてほしいとこだけど、もし病気になったら愛猫の症状はもちろん、病院代だって心配に…!

保険治療の効かないネコの診察費や治療費は、動物病院でお会計するまでヒヤヒヤして待たないといけないので、案外気になる方も多いのでは?

ある程度ネコがかかりやすい病気や、大まかな病院代が事前に分かっていたとしたら…少し安心出来るかもしれません。

備えあれば患いなし!ということで、ネコがかかりやすい5大疾患から病院代まで、頭の中に入れておきましょ~!

ネコがかかりやすい5大疾患はこれにゃ!

人間の5大疾患といえば、ガン、脳卒中、急性心筋梗塞、糖尿病、精神疾患と言われていますが、ネコはどうなのでしょうか?

もちろん代表的な病気であるガンや猫エイズ、猫白血病などの疾病が真っ先に思い浮かぶところですが、ここでは年齢に関係なくかかりやすい病気を紹介していきたいと思います!

感染症

ネコの感染症の種類は多く、ウイルスや細菌、寄生虫など様々です。

中でもどんなネコでもかかりやすいのが、ダニやノミ、寄生虫による感染症と言えますよね。

ネコが苦痛を伴っているのは一目瞭然なので、早急に動物病院に連れてってあげないといけません!

他にも呼吸器疾患のネコ風邪や、涙目になってしまう結膜炎も感染症として挙げられます。

糖尿病

愛猫がネコゴハンを美味しそうに食べている姿は、見ているだけで嬉しい気持ちになっちゃいますよね!

しかしネコゴハンのあげすぎは、危険な病気が隠れているんです!

それは人間の病気でも有名な、糖尿病です。

特に不妊治療を済ませたメスやオスはホルモンバランスが崩れるので、飼い主さんが注意してゴハンの管理をしてあげなくてはいけません。

尿路疾患

膀胱炎や尿路結石も、ネコがかかりやすい病気であると言えますよね。

はっきりした原因は分かっていないことと、オスのネコがかかりやすいということで、知っておくべき疾患であることに間違いありません。

オシッコが出ない、結石が出来る時点で痛いのは想像出来ますが、何よりも怖いのは尿管が詰まって治療が遅れてしまうと、1日~1日半で死に至ってしまうことも!

体に良いものを与えたいという思いから、ネコにミネラルウォーターを与えるのはNG!

硬度の高いお水はカルシウムやマグネシウムが豊富なので、結石が出来やすくなっちゃうんですよ~。

腎臓病

ネコの死亡原因として上位に挙げられることの多い腎臓病ですが、慢性腎臓病にかかるネコは多く、気付かないうちに進行していることがほとんどです。

糖尿病や尿路結石などの病気から併発することも多く、高齢になるほどかかりやすい病気と言えるでしょう。

腎臓は日々使い続けることによって消耗していきますが、濾過機能が低下することによって発症します。

不治の病とも言われているので完治することは残念ながら出来ませんが、病気の進行を遅らせるためにも早期発見が必要な病気と言えますよね。
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ガン

年々ネコの寿命は長くなり、喜ばしい反面増えてしまっている病気とも言えるのがガンです。

年をとればとるほど免疫のバランスも崩れていくので、細胞にエラーが生じやすいのも事実です。

人間と同様、早期発見が重要となるので、適度なスキンシップや定期的に健康診断を受けるなどの対策はしておきたいところですよね。

ネコの治療にかかる病院代っていくらくらいにゃの?

これらの疾患が判明したら、愛猫のためにも早急に動物病院に行かないといけません!

ですが実際のところ、どれぐらい病院代がかかるのか、どれぐらいのお金を持って行けばいいのか不安になってしまうところですよね。

初めて行く動物病院では初診料が1,000円前後かかることがほとんどですが、それぞれの病気によって、どれぐらいの病院代がかかるのでしょうか?

感染症の治療費

まずは感染症のノミやダニ、回虫などの駆除剤ですよね、メーカーなどにより料金が異なりますが、大体一回の液剤で1,000円~3,000円ぐらいに設定されていることが多いです。

液剤ではなくおやつタイプで効果が持続するものは、1,500円~5,000円ぐらいとなります。

ネコ風邪の場合は診察料と薬代で10,000円前後、結膜炎は診察料と点眼薬代で5,000円前後の病院代になることが一般的と言えるでしょう。

糖尿病の治療費

高血糖状態が続く糖尿病は、インスリンを投与して血糖値を下げる他に、食事療法を用いて回復に向かわせます。

ネコはストレスを抱えやすい動物なので、インスリン注射は飼い主さんが打つことがベスト。

注射は6,000円前後が多いですが、最初の受診時は検査や点滴などをすることが多く、そのまま入院することもあります。

その場合、病院代は入院費なども含めると30,000円前後ぐらいと高額になり、血糖値が安定するまで日々のインスリン注射は止めることが出来ないので、かなりお金はかかってしまう病気ですね。

尿路疾患の治療費

膀胱炎は新鮮な水を摂取し、膀胱内を綺麗にて回復に向かわせますが、病院にかかる必要はもちろんあります。

症状によりますが、水をあまり飲まないネコに対して皮下補液を点滴したり、抗生物質によって細菌を減らしたりしなくてはいけません。

病院代は10,000円前後のことが多いですね。

そして尿路結石は結構病院代がかかります…!

結石が出来ている時点で重症となりますので、そのまま入院になってしまうことも!

そうすると100,000円前後かかることもあり、更に通院でその都度金額がかさみますので、ある意味心構えが必要となります。

 

腎臓病の治療費

慢性的な腎臓病は完治をすることが出来ないので、治療法は進行を遅らせる方法をとります。

基本的には腎臓に負担をかけないために内服薬を用いて、脱水症状がある場合は皮下輸液を行います。

通院の度に病院代は10,000円前後かかることが多いです。

ガンの治療費

ガンと聞くだけで高額な病院代がかかることは明確ですが、手術が必要な場合は手術をし、抗がん剤や放射線治療などで経過を見ていくことがほとんどです。

いずれにしても総額数十万円以上の治療費がかかります。

抗がん剤を続けるにしてもその都度10,000円前後かかりますし、転移や再発をしてしまえば更に数十万円の病院代がかかってきます。

長生きすればするほどガンのリスクは上がってきます。

健康で長生きしてもらうためにも、ペット保険の加入やペット貯金をしておくと飼い主さんも安心出来るかもしれませんね!

 

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